2009年度実績

2月例会セミナー(2009年度最終例会)

スマートフォン Androidが導く革命の波 〜変革のリスクと成長のチャンス〜

2009年度最終例会では、今年は大ブレークしそうなスマートフォンを中心に、特に注目のアンドロイド端末がどこまで伸びるのか、人気のiPHONEにどこまで迫るのか等々、を展望してみたいと思います。講師としてはNTTドコモスマートフォン事業室の山下担当部長にお願いたします。
モバイル関係者、組込みソフト関係者等々多くのご関心者のご参加を期待いたします。
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開催日時:2月4日(木)15:00〜16:30
会場:NEC芝倶楽部
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<ポイント>
◆グローバルに加速するイノベーション、「Android」。 オープンソースの思想のもと、世界中の開発者の叡智を集め、 Nexus Oneの登場など、その進化はますます加速しています。

◆2010年は、あらゆる要素でこの変革が進み、モバイル市場全体に変化を迫る、従来にない衝撃波が次々と発生すると予想されています。

◆この潮流は大きなうねりとなり、モバイル市場まみならず、あらゆるビジネスやライフスタイルそのものを根本から変える、一つの軸となる可能性を秘めています。

◆この構造革命がどの様な形で進むのか、現在のAndroidを巡る動きとその影響を、携帯電話事業者の視点から概説いたします。
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講師:NTTドコモ  フロンティアサービス部
スマートフォン事業推進室 アプリケーション企画担当部長 山下哲也 氏
【略歴】
1989年筑波大学第三学群社会工学類卒業、NEC入社。海外向け携帯電話の無線システム開発に従事。1997年にモトローラに入社、 現在の携帯電話システムW-CDMAの国際標準化業務に貢献。
1999年にドコモに入社、海外iモード展開に従事後、MIT Sloan Fellowsに留学、2007年MBAを取得。
2007年DoCoMo USAニューヨーク本社Senior Vice President、
2008年7月より現職を務め、新しい携帯端末の基盤となりつつあるオープンOS系のビジネス開発を推進中。
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会費:一般 ¥18,900 関連:¥16,800 
テレコム研正会員は1名無料、追加1名につき ¥9,500

 

 

 

12月例会セミナー

テーマ:売れる企業のブランド戦略、web戦略、クロスメディア戦略

従来12月の研究会では中央官庁の幹部をお招きして開催いたしますが、本年は政権交代の影響等もありますので、これはまた別の機会に開催することにいたしました。
そこで今回の例会では、今のような不況下で、ともすればカットされがちな広告費やマーケティング活動であるが、web活用、ブランド、そしてクロスメディア展開などをうまみに活用し効果をあげている事例として、優良企業2社の取り組みからそのノウハウ学び取ろうと考えます。
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開催日時:12月10日(木)15:00〜18:30
会場:NEC芝倶楽部   
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テーマ: 1)経営幹部のためのWeB活用、企業経営のためのWeb戦略
1.企業とウェブの関わり、その経緯
2.ウェブは誰のもの
3.企業をとりまくウェブ環境の変化
4.ウェブ「力(チカラ)」とは
5.企業ウェブ経費の負担
6.今日の課題:キーワードは「断絶」
7.有効活用のための準備とそのステップ

講師:日本IBM(株)ドットコム事業部シニア・アドバイザー 稲富 滋 氏
【プロフィール】はこちらでご覧になれます

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テーマ: 2)売れた広告「資生堂ウーノのクロスメディア展開」「BENEFIQUE」の展開
男性向けマスブランド商品「ウーノ」と女性向けで専門店チャネルで販売する「BENEFIQUE」
いずれも成功した事例を中心に紹介し、成功に至る過程やその男女差による広告方法の比較、
マス広告とインターネット広告等々の比較、 webアクセスの分析、クロスメディア展開の効用等を
解説する。
講師:資生堂 事業企画部宣伝媒体グループ 加藤謙二 氏
【プロフィール】
昭和50年(1975)資生堂 東京西販売会社に入社。(青春時代を管轄エリアの新宿・渋谷で過ごし、)販売活動を5年間経験後、本社宣伝部に配属。昭和55年から10年間、(高度経済成長期のよき宣伝部時代に、)媒体取得、宣伝企画、制作管理と宣伝業務をオールラウンドに経験。その後商品開発部、販売施策部を経て、再び第一線の販売会社にて販売企画を6年間実施。平成12年(2000)に宣伝部に再配置され、さらに事業企画部宣伝媒体グループとなり、現在に至る。
【現在の業務】
資生堂Webサイト各ブランドホームページ、ラジオ媒体、業界・専門誌、イベント・パンフレット広告等の媒体に携わり、クロスメディア広告の効率的実施方法を開発中。
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会費:一般 ¥21,000 関連:¥18,900
 (情報交換会費込み)
テレコム研正会員は1名無料、追加1名につき ¥9,500

 

10月例会セミナー

テーマ:日本e-Learning大賞受賞企業に見るe-Learningの最新トレンド

e-Learningの世界においてその考え方もテクノロジーとともに変化しています。特にWeb2.0,SNS,クラウドコンピューティング、SaaSをはじめとするITの新潮流の中、人材育成の手段としてのe-Learningは常に変化しています。今回の研究会では第5回e-Learnig大賞経済産業大臣賞を受賞したアーネット社、そして本年度第6回総務大臣賞を受賞されたソフトバンクBB社をお呼びしてe-Learningの現状と今後を展望します。ご関心の皆様のご参加を期待いたします。
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開催日時:2009年10月14日(木)13:30〜16:00
(大変強い台風が予想されるため、大事をとり8日(木)から10月14日に開催日を変更いたしました)

会場:NEC芝倶楽部
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1)「eラーニングの最新事情:学びを豊かにし、学びを主体的にするeラーニングへ」
1.高等教育におけるeラーニングの現状
中教審答申を紐解き、実践的ICT導入を考える。
2.企業でのeラーニング
日本eラーニング大賞経済産業大臣賞に輝いた「全日本空輸株式会社様」
コストから機会創出に。
戦略的グローバルプロジェクトをより正確により早く立ち上げる。
3.先進企業での新しい動き
4.新しい挑戦
講師:岡田安人 氏 (株)アーネット 代表取締役社長
略歴:ソニー(株)で研究開発本部通信関連統括課長、画像通信事業室長、放送機器開発本部長付   など歴任。定年退職後2000年に起業。国立大学法人電気通信大学発ベンチャー。
新しい形のeラーニングシステムの共同研究共同開発販売を手掛け、2008年にはANAと共同で
「第五回日本eラーニング大賞経済産業大臣賞受賞」。
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2)「次世代モバイル・ラーニングによる大幅なコスト削減」
(第6回日本e-Learning 大賞総務大臣賞受賞)
第一章  シームレスな次世代モバイルラーニング
第二章  「いつでも、どこでも」環境によって実現した大幅なコスト削減
第三章  ユーザの声…そして、『変化』
講師:石田 典嗣 氏 ソフトバンクBB株式会社
コマース&サービス統括CP事業推進本部
eLearning事業推進室長   

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一般: ¥21,000  関連会員: ¥18,900 (他の年間会員 ¥9500)
(テレコム研正会員は1名無料 以降 1名につき¥9500)

 

8月例会セミナー

テーマ:クラウドコンピューティング

開催日時:8月27日(木)13:30〜16:00
会場:NEC芝倶楽部

1)クラウドコンピューティング
情報処理の新パラダイムとして「クラウド・コンピューティング」が注目を集めている。
まだコンセンサスが得られた定義はないが、「インターネットのあちら側にあるコンピューティング・リソースを使って情報処理を行うこと」がクラウド・コンピューティングである。
このクラウド・コンピューティングに対する、グーグル、アマゾン・ ドットコム、マイクロソフト、IBMなど米国主要ベンダーの動向と 戦略を整理した上で、クラウド・コンピューティングのコンセプトを
整理する。また、クラウド・コンピューティングから派生したプライベート・クラウド、イントラ・クラウドについても触れると 同時にグリーンITとの関連についても考える。そして最後に、情報処理の歴史からみて、クラウド・コンピューティングが、メインフレーム、パソコン、インターネット(ウェブ)に続く第4の波であることを解説する。

講師:サイバー大学 IT総合学部 教授 前川 徹 氏
(兼)社団法人 コンピュータソフトウェア協会 専務理事
(兼)国際大学 グローバル・コミュニケーション・センター 主幹研究員
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2)SaaS・クラウドコンピューティングの具体的業界動向
1997年からASP・SaaS・クラウドの認知度向上について実施してきたが、現在はその解説はあまり必要性が薄くなってきたほど、周知のこととなった。いろいろな定義論も長い間展開され、それらも落ち着いてきた感がある。
すでに、富士通・オラクル・IBM・マイクロソフトなど、従来からの大手ITベンダーは、クラウドなしには事業戦略が立てられない状況となった。
現在、IT世界で注目されていることは、次のステップである。それは、クラウドが普及する過程で発生する、独特な新技術展開や新ビジネスモデルが、具体的な付加価値をもたらすからである。
今回は、それらの具体的な姿の一部を浮き彫りにして、現在世界中の業界のプロたちがバックヤードで準備しつつあるものを紹介する。これらは、雑誌やネットだけでは得られない、ユニークでかつ最新の情報であり、ドラスティックなものとなる。

講師:NCA(ネットコンピューティングアライアンス) 専務理事  津田邦和 氏
北海道グリーンエナジーデータセンター研究会 会長
SaaS広告研究会 会長

*講演終了後 名刺交換の時間を取りますのでご活用ください。

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一般: ¥21,000  関連会員: ¥18,900 (他の年間会員 ¥9500)
(テレコム研正会員は1名無料 以降 1名につき¥9500)

 

6月例会セミナー

テーマ:新世代電気自動車(iMiEV)の開発と大規模組み込みシステム

開催日時:6月11日(木)13:30〜16:00
会場:NEC芝倶楽部

1)三菱自動車工業株式会社
電子技術部 電子試験G エキスパート 金田匡弘 (かねだ まさひろ)氏
○演題 「脚光浴びる電気自動車! クルマの未来は?
新世代 電気自動車「i MiEV(アイ ミーブ)」の開発と可能性」
○概要 三菱自動車では、地球温暖化・化石エネルギー枯渇への対応策として、新世代電気自動車 i MiEVを開発している。 今回は、iMiEVの技術革新と可能性について紹介するとともに、複雑なシステムの品質向上手段としてHILSを活用した具体例を説明する。
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2)dSPACE Japan株式会社 代表取締役 有馬 仁志 氏
テーマ:「大規模組込みシステムの品質を支えるHILS技術〜
電気自動車やハイブリッド車の開発で採用が進む開発の最前線を紹介」
<概要> 1台の自動車に搭載される、いわゆる車載コントロールユニット(ECU)と実装されるソフトウエアは、安全・環境対策にかかわる部分だけでな く、車両機能の増大と快適装備の要求により年々高機能化、ネットワーク化している。それとともに車載ソフトウエアの検証に必要な工数も増大しており、安全 確保や品質向上、期間の短縮化、 コストの面から新たな検証方法が求められていた。従来は実車やベンチシステムを使用した検証方法が主流だったが、現在ではHILSを使用した自動テストを あわせて使用することが業界標準となりつつある。本講演ではHILS の概要を紹介。また自動車制御開発にかかわるHILSによるECUと実装ソフトウエアの検証の実例を挙げ、HILS のメリットやトレンドについても説明する。

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一般: ¥21,000  関連会員: ¥18,900 (他の年間会員 ¥9500)
(テレコム研正会員は1名無料 以降 1名につき¥9500)

 

5月例会セミナー

テレコム・ニューサービス研究会5月例会
「歴史に学ぶインターネットの成長とコンピューターの発展」(仮題)
開催日時:5月12日(火)15:00−19:00 (名刺交換会含む)
会場:NEC芝倶楽部
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1)「世界最大のインターネット大国となった中国」 
概要: 中国はインターネット利用者数、約3億人,うちブロードバンドサービス利用者は約91%の2.7億人と言う世界最大の利用者数をほこるインターネット大国となったとは言え、人口普及率でいえば22.7%で全世界平均21%をやっと超えた程度である。 本講演では利用者数などの統計データの歴史的変化、ISPの状況料金、広告、ショッピングなどインターネット利用状況までを全般的に解説する。

講師:パックネットサービス・ジャパン株式会社代表取締役会長  岡田智雄 氏

【プロフィール】1960年に北海道大学工学部を卒業後、富士通信機製造株式会社(現富士通)に入社し、数々の管理職を歴任したのち、1993年から1998年までニフティ株式会社代表取締役社長を務めました。2000年6月には、1993年の発足当時から副会長を務めていた日本インターネット協会会長となり、2001年から2007年まで、財団法人インターネット協会副理事長を務めました。

2006年6月には、1993年の発足当時から副会長を務めていた日本インターネット協会会長となり、2001年から2007年まで、財団法人インターネット協会理事長を務めました。

2000年10月、株式会社インターネット総合研究所とアジア・グローバル・クロッシングの合資により設立されたグローバルセンター・ジャパン株式会代表取締役社長、アジア・ネットコムの代表取締役会長を務めました。

他に、(株)アイ・アール・アイコマースアンドテクノロジ、(株)イードの監査役を兼務。
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2)「コンピューターの進化の歴史とその功罪」

1.コンピュータ進化の歴史
分散処理システムの発想 PCとネットワークの普及期 ソフトウェア危機 オープンシステム化
2.コンピュータの多様な功罪
1)20世紀後半におけるコンピュータの進化と外部条件 2)21世紀に入ってからの進化
3)コンピュータ利用形態の変遷
4) コンピュータの明と暗 
A)コンピュータの”明”(特に、人間と較べて)
B)コンピュータの“暗”・・・・影の法則
C)情報システムの「キー」としての“明”“暗” 

テレコム・ニューサービス研究会会長 田中明 氏
プロフィール
(元NEC技師長、CRC総合研究所・シニア・アドバイザーを経て中堅数社の顧問)
かつて北辰電気(現横河電気)で制御用コンピュータHOC−100/200/300を設計。
日本能率協会「新しいネットワーク技術会議」委員長、情報処理学会「調査研究運営委員会」
学識経験委員。計測自動制御学会常務理事。旧郵政省世界通信開発機構「地域協力」委員長。
旧通産省情報サービス産業協会「国際専門理事会」メンバー。
旧通産省情報処理産業会議「アドバイザリー・ボード」メンバー等・産官関連の要職を歴任した。
現在テレコムニューサービス研究会会長。
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一般: ¥21,000  関連会員: ¥18,900 (他の年間会員 ¥9500)
テレコム研正会員 1名まで無料 以降 1名につき¥9500

 


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