2011年度研究会実績


BINET戦略セミナー/テレコム・ニューサービス研究会共催セミナー
新しい波、パーソナル(消費者)クラウドサービスと繋がり革命及びフェースブック
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開催日時:2012年2月9日(木)15:00〜16:30
会場:NEC芝倶楽部
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アップルのiCloudが火を付けた新しいクラウドコンピューティングのトレンドが注目されている。パーソナル(消費者)クラウドは従来からの企業クラウドサービスとは、目線が全く異なる。従来のパソコン中心の企業クラウド(エンタープライズクラウド)は、効率化や弾力化、時間節約に効果があったが、パーソナル(消費者)クラウドは、モバイル機器やスマートテレビなど多様な機器を巻き込んで成長している。

またブラウザー中心の企業クラウド(エンタープライズクラウド)と比較して機器アプリが中心となり、HTML5と呼ばれるブラウザーアプリが補足的な役割である点も特徴である。
またパーソナル(消費者)クラウドサービスと連動する繋がり革命の中、テレビ、ゲーム機、携帯電話、自動車のカーナビなどが専門性を喪失し、コネクトされたプラットフォームへと変化を始めている。同時に消費者クラウドはフェースブックなどのソーシャルメディアとの連動も欠かせない成功の要素である。

本セミナーはクラウドコンピューティングの新しい波である新しい波、パーソナル(消費者)クラウドサービスを繋がり革命(コネクト革命)の観点も入れて現在と未来を説明する。その中でフェースブックなどソーシャルメディアの役割も合わせて説明する。

1. パーソナル(消費者)クラウドサービスとは何か?
2. 繋がり革命が支配するパーソナルクラウド
3. 連邦型のクラウド連携
4.、 コンテンツビジネスのモジュール部品化と再つながり
5. 専門性を失う機器のモジュール部品化と再結合
6. 人間関係の分解とソーシャルメディアによる再結合
7. ソーシャルロボットとiPhoneの「シリ」の関係
8.フェースブックとの連携
9
. 事例
10. 通販や物理店舗などへの影響

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講師: 野村総合研究所 システムコンサルティング事業本部 社会ITコンサルティング部
シニア研究員  山崎 秀夫(やまざき ひでお) 氏
<プロファイル>
1972年 東京大学経済学部卒
1986年 野村総合研究所入社
2009年 同社定年退職後シニア研究員に就任
日本ナレッジマネジメント学会 専務理事/メタバース協会理事。

【専門領域】情報戦略論、情報組織論、情報分析論、ナレッジマネジメント、ネットコミュニティ論、ソーシャルメディアマーケティング論、ソーシャルネットワーキング研究の第一人者。
【主な著書】「ナレッジ経営」(野村総研出版)日本ナレッジマネジメント学会 研究奨励賞、「成功する会社は「知恵市場」から生まれる」(徳間書店)、ソーシャル・ネットワーク・マーケティング 21世紀型−『コミュニティ・マーケティング』と『顧客クラブ』(ソフトバンク出版)、「SNSマーケティング入門 上客を育てる23の方法(インプレスR&D)、ミクシィ(mixi)で何ができるのか?(青春新書)、セカンドライフの経済心理学」(マイコミ新書)、ネット広告がテレビCMを超える日」(マイコミ新書)

会費:一般 ¥21,000 関連会員 ¥18,900 (税込)

 


テレコム・ニューサービス研究会12月例会セミナー

テレコム・ニューサービス研究会では例年12月例会にて中央官庁の幹部を招聘して、最近の政策動向や課題などを講演していただいております。今回は昨年総省の総務審議官を退官されて、現在野村総合研究所顧問としてご活躍の寺崎明氏をお招きいたします。
また情報通信研究機構(NICT)のワイヤレスネットワーク研究所より講師をお呼びして、日々の生活にももはやなくてはならないものとなりつつあるワイヤレス通信システムの研究開発の現状をお話しいただきます。
ぜひ多くのご関心者のご参加を期待いたします。
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開催日時:12月8日(木)14:00〜16:30
会場:NEC芝倶楽部 
講師:「最近の情報通信政策をめぐる課題と将来展望」
野村総合研究所 顧問 寺崎明 氏 (元総務審議官)
<略歴>1952年 生まれ
1976年 東京工業大学大学院 理工学研究科修士課程修了
1976年 郵政省(現・総務省)入省
2005年 総務省総合通信基盤局電気通信事業部長
2006年 政策統括官、内閣官房内閣審議官を併任
2007年 総合通信基盤局長
2008年 総務審議官
2010年 退官
2010年 株式会社野村総合研究所理事
現在、株式会社野村総合研究所顧問、東京工業大学客員教授、北陸先端科学技術大学院大学客員教授
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2)「NICTにおけるワイヤレスネットワーク研究の最新動向」
講師:独立行政法人情報通信研究機構(NICT) ワイヤレスネットワーク研究所
企画室長  田中健二 氏
略歴:1967年 生まれ
1989年 郵政省通信総合研究所(現、独立行政法人 情報通信研究機構)入所
以来、同所 テストベッド企画戦略グループ マネージャなどを歴任
2003年 博士号 博士(工学)取得
2008年 総務省へ出向 同省 情報通信国際戦略局 技術政策課 技術企画調整官
2010年 独)情報通信研究機構 復帰
現在、同機構 ワイヤレスネットワーク研究所 企画室長

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会費:一般 ¥21,000 関連会員 ¥18,900 (税込)

 

 

テレコム・ニューサービス研究会10月例会セミナー

「アマゾンクラウドに見るディザスターリカバリー(DR)とBCP〈事業継続)」

今回のテレコム・ニューサービス研究会では、DR/BCPでのクラウド活用について、ベンダーサイドだけでなく、構築側からの事例紹介も含めてご紹介したいと思います。講師としてはアマゾンデータサービスジャパン株式会社及び震災後にクラウドを活用して多くのサイトの支援を行った株式会社サーバーワークスにご依頼いたしました。
ぜひ多くに皆様の積極的なご参加を期待いたします
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開催日時:10月6日(木)14:00〜16:30
会場:NEC芝倶楽部
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1)「次世代ディザスタリカバリを成功させるアマゾンクラウド活用例」

mrtamagawa講師:アマゾン データ サービス ジャパン 株式会社
技術推進部長 / エバンジェリスト 玉川 憲(たまがわけん) 氏

<講演者プロフィール>
東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。米国カーネギー・メロン大学MBA、同大学MSE(ソフトウェア工学)
IBM東京基礎研究所でウェアラブルの研究開発。IBM Rationalにて開発プロセス&開発ツールの講師、コンサルティング、技術営業、エバンジェリスト、マネージメントを歴任。エンジニアの能力を解き放つことが可能な、AWSのクラウドサービスに魅せられ、2010年 アマゾン データ サービス ジャパン(株)入社。著書に「Amazon Web Servicesガイドブック」「アジャイル開発の本質とスケールアップ」他、監訳著作多数。
Twitter: @KenTamagawa

2)「震災後の事例にみる、BCPへのクラウド適用例」

oishi講師:株式会社サーバーワークス
代表取締役  大石 良 氏

<プロフィール>
1973年 新潟市生まれ
1996年 東北大学経済学部卒業
丸紅株式会社入社後、インターネット関連ビジネスの企画・営業に従事
2000年 当社設立、代表取締役に就任
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会費:一般 ¥21,000 関連:¥18,900
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テレコム・ニューサービス研究会8月例会セミナー

災害対策、電力不足、クラウド対応!これからのデータセンター」

このたびの震災をきっかけに、堅牢なデータセンターにサーバを移したり、 クラウドを積極的に利用しようという企業が多くなっていると聞く。 しかしそのデータセンターも実は多くの課題をかかえていた。
そこでテレコム・ニューサービス研究会8月例会では、重要性を増しているデータセンターの実情を事業者である立場から
ブロードバンドタワー社と 技術や製品に災害対策の考え方を盛り込む流れをとらえて、環境配慮型データセンターを推進する
日立製作所の専門家をお呼びして講演をお願いしました。
広くデータセンターに関わる(データセンター事業者、クラウド業界、ITベンダー関係者、ユーザー企業、各種設計・設備技術者等々)多くのの皆様のご参加を期待いたします。
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開催日時:8月25日(木)14:00〜16:30
会場:NEC芝倶楽部
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1.「データセンターの課題と今後の動向」
概要:DRやBCPやクラウドの観点から、データセンターが注目されている。
しかし、データセンターのビジネス自体も、電気の不足、電気代値上げ、 クラウドの進展といった課題を抱える。
データセンターの現状と課題、今後の動向についてお話します。
1)データセンターの課題と対策
規模の課題
電力問題
2)クラウドによるインパクト
クラウドとは
クラウドの進化とデータセンター
3)クラウド時代のデータセンターのあり方
グローバル化
サービスと差別化
4)まとめ

講師:(株)ブロードバンドタワー 代表取締役社長 大和敏彦(やまととしひこ) 氏
<プロフィール>慶應義塾大学工学部管理工学科卒。1978年日本アイビーエム入社。1985年IBM顕功賞を受賞。日本アイビーエムの子会社のエンジニアリング分野のSI事業立ち上げや戦略コンサルタントを経験後、1996年シスコシステムズ(株)(現在、シスコシステムズ合同会社)入社。CTOとして、同社のエンジニアリング部門立ち上げ、IP電話、IPビデオ、移動体インターネット等、新しい活用分野の構築、戦略提携や共同開発の実現により、シスコシステムズのリーダーシップ確立に貢献。CSOとして、同社のISMS/ISO27001、プライバシーマーク取得。総務省、経済産業省の委員や業界団体の役員として、標準の策定、講演等多くの分野で活躍。2007年9月(株)ブロードバンドタワー代表取締役執行役員社長に就任。
ASP/SaaSインダストリーコンソーシアム理事、日本ネットワークセキュリティ協会副会長、US Morphlabs Inc. Strategic Advisor。
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2.「データセンタの省電力運用を実現するIT-設備連係技術」
アジェンダ:
1.データセンタ省電力化の必要性 データセンタの消費電力面の課題 弊社の取り組み「プロジェクトCoolCenter50」
2.IT-設備連係管理システムによる省電力運用
本システムの特長 本システムを用いた省電力運用
3.省電力制御技術の実験状況
研究所で構築した実験システム 実験状況(時間が許せば動画デモ)
4.まとめ
講師:(株)日立製作所 中央研究所グリーンコンピュータ研究部環境配慮型データセンタープロジェクトリーダー
主任研究員 齊藤達也 氏
<プロフィール>
1986年京都大学工学部卒、同年(株)日立製作所中央研究所入社
計算機向け高速LSI回路技術、高速信号伝送技術、省電力化技術の研究に従事。
現在、グリーンコンピューティング研究部 環境配慮型データセンタプロジェクトリーダ
主任研究員 電子情報通信学会正員、IEEE member

会費:一般 ¥21,000 関連:¥18,900
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6月テレコム・ニューサービス研究会/BINET戦略セミナー共催
「スマートハウス開発・実証の現状とこれからのエネルギーシステム」

東日本大震災に端を発した福島原発の深刻な事故等による原発の安全神話の崩壊、その後の電力不足など今後の復興復旧と併せて新エネルギーに対する関心が高まっている。経産省のスマートシティ実証プロジェクトの他、より身近なスマートハウスは住宅メーカー、家電メーカによる独自の取り組みが各地で実施され、これからのエネルギーシステム創りの一端をになうスマートハウスの役割はより一層重要なものとなってきました。
そこで今回のセミナーでは福岡スマートハスコンソーシアムの取り組みと、トヨタの取り組みに重点を置いて紹介していきます。
ぜひ多くの関係者の皆さまのご参加を期待いたします

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開催日時:6月9日(木)13:30〜16:40
会場:NEC芝倶楽部
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<13:30〜15:00>
1.「トヨタの取り組むスマートハウス」
太陽光発電などの急速な普及やPHV・EVなど自動車の形態も変化し、住宅のエネルギー利用は大きく変容しようとしております。開発中の蓄電池付HEMSを中心に、取り組み中のスマートグリッド実証の事例をまじえて紹介します
<アジェンダ>
1)すまいと地球温暖化の関係 2)トヨタホームの環境に対する取組み  3)スマートグリッド実証での取組み事例
(六ヶ所村PJ、豊田市PJ等)   4)まとめ
講師:トヨタホーム 技術部長 山根満 氏
<プロフィール>
1984年 明治大学工学部建築学科卒業
1990年 トヨタ自動車(株)に入社、 戸建住宅の商品開発・設計、調達、技術開発を担当
2008年 住宅技術部長
2010年10月1日 トヨタ自動車の住宅事業部門を分割しトヨタホームに統合
同時に、トヨタホーム(株) 技術部長として着任
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2.15:10-16:40
「未来のエネルギーシステムを創る」
2010年6月3日に発表した、福岡市と共同でのスマートハウスの実証実験をふまえ多様なエネルギーシステムを構成するための技術と、その将来ビジョンを概説する。
1)「スマートハウスの全体像と実証試験」 
講師:福岡スマートハウスコンソーシアム代表 中村良道氏 
<プロフィール>
分散電源(太陽光発電、燃料電池)など、デジタル制御電源の設計開発におよそ20年携わる。
その経験をもとに、持続可能な低炭素社会の実現へ向けて、エネルギーの供給と消費における「自律したエネルギーシステム」を目指し「思想と技術」の両面から思索、スマートグリッド関連製品の企画や実現のためのコンサルティングを行っている。1980年 芝浦工業大学 電気工学科卒業。
現在、潟Xマートエナジー研究所 ファウンダー、芝浦工業大学 工学部 電気工学科 非常勤講師, 専門は、インテリジェント電源、エネルギー制御ソフトウエア、エネルギー変換回路
2)「スマートハウス向けエネルギー制御ー開発技術の実際」
モデルベース開発を用いた自律的な電源制御システムの構築方法について概説する
講師 dSPACE Japan株式会社 代表取締役 有馬仁志 氏
<プロフィール>
1982年、国内機器メーカーでエンジニアとして制御系システムやTRONの開発を担当。1993年よりウィンドリバー社、Integrated Systems社、米国SDS社、など外資系企業の日本法人のスターティングメンバーとして設立に関わり、上級管理職を歴任、組み込み市場へ組込みOS、MATRIXxなどのツールを提供した。2000年にMontaVista Software Japan社を設立して代表取締役社長へ就任し、日本での組込みLinux市場を立ち上げた。2006年2月よりdSPACE Japan株式会社の代表取締役社長に就任。

会費:一般 ¥21,000 関連:¥18,900

 

 

4月第一回例会セミナー「スマート関連ビジネスへの取り組み」

「スマートビジネスへの取り組み」
政府の「新成長戦略」の柱として「環境未来都市」構想が掲げられ、総務省・経済産業省・国土交通省・環境省・農林水産省などの関連省庁が実証実験プロジェクトを始めています。 こうしたなか日本を含めた世界各国でスマートグリッド、エコシティ、電気自動車充電設備や次世代ITSなどITを活用した次世代社会インフラの構築が行われつつあります。そこで2011年度第一回例会では スマートコミュニティや次世代社会インフラに関する新しいスマート関連ビジネスをテーマに講師をお迎えして、その取り組みをご紹介することにしました。ICT及び環境エネルギーなどに携わる多くの皆さまのご参加を期待いたします。
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開催日時:2011年4月14日(木)14:00〜16:30
会場:NEC芝倶楽部
1)NTTデータグループが考えるスマートコミュニティ 〜ITを活用した持続可能な未来社会〜
(1)持続的な成長に向けた社会課題
(2)スマートビジネスの動向
(3)NTTデータグループが考えるスマートコミュニティ
(4)持続可能な未来社会の実現に向けて
(5)その他・質疑
講師:吉岡功二 氏
(株)NTTデータ グループ経営企画本部 スマートビジネス推進室長
経歴:
1990年 NTTデータ通信株式会社(現:株式会社NTTデータ)入社。
企業向けEC(MRO関連)サービス会社や、省エネ特許ビジネス会社の設立・運営に携わり、2011年2月より現職。
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2)「スマートグリッドの動向と環境・エネルギー事業に対するNECの取り組み」
講師:NEC エネルギーソリューション事業部ソリューションビジネス推進部長 石井直樹 氏
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会費:一般 ¥21,000 関連会員 ¥18,900

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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