BMB研究会例会2011年度実績

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BMB研究会新春セミナー&賀詞交歓会
「BCPを意識した街づくり」

3・11東日本大震災をきっかけに日本中が大きく変わり、各分野のBCPに対する考え方も大きく変わりました。
さて震災後約10カ月を迎えた新年の1月17日のBMB研究会では賀詞交歓会を開催に際し、森ビル及び森トラストのBCP関係の
責任者に登壇いただき、震災後及び今後の対応の概略を語っていただきます。
会員はもとより、多くの皆様にご参加いただき、この機会をとらえ情報交換をしていただきますようお願いいたします。
BMB研究会事務局

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開催日時:2012年1月17日(火)16:00〜19:00(約1時間の講演のあと賀詞交歓会を開催します)
会場:NHK青山荘(表参道駅下車B3出口徒歩3分)
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16:00〜17:15(講演及び質疑)
1)「六本木ヒルズの震災対応」  - BCPを意識した街づくり -
1.東日本大震災と森ビルの対応
2.災害に強い街づくり
3.BCPに向けて
講師:森ビル(株) 管理運営事業部 管理運営部長 兼 震災対策室事務局長  佐野衆一氏
プロフィール  昭和54年(1979年) 森ビル鞄社
仕入部、営業部、鞄本インテリジェントビルシステムズ出向、中国上海現地法人出向を経て
平成14年(2002年)より現職
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2)「東日本大地震の仙台トラストビルにおける状況」
1、耐震(制震・免震)ビルの効果
2、インフラ停止による影響
3、建築意匠と設備における被害状況とフィードバック
4、森トラスト 防災宣言
講師:森トラストビルマネジメント(株)ファシリティマネジメント部部長代理 兼 リスク管理室事務局長   田村輝彦 氏
プロフィール:昭和53年(1978年)森ビル鞄社
森ビル管理滑ヌ理部、森ビル共同設計監理室、叶Xビル設計研究所設備設計部
森ビル開発滑ヌ理部、森トラスト叶ン計部(現コンストラクションマネジメント部)を経て
平成23年(2011)9月より現職
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17:20頃〜賀詞交歓会
19:00 終了
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会費:一般 ¥25,000 関連会員:¥23,000 (税込) (正会員は2名まで無料)

 

 

 

BMB研究会視察セミナー
「北杜サイト太陽光発電所・視察&セミナー」

hokuto-megasolar震災後急激に自然エネルギーに関心が高まっているなか、今後、大規模太陽光発電システムの普及を図る過程においては、発電用事業の大規模電力供給設備としての導入が予想され、この場合には、出力変動を抑制することにより電力系統への悪影響を緩和する対策が重要な課題になってくると考えられます。NTTファシリティーズは(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業として、電力系統に悪影響を及ぼさないシステムの実現に向け、系統安定化対策・高調波抑制対策に寄与する大型太陽光発電用パワーコンディショナー(PCS)の開発、先進的太陽電池モジュールの特性比較、経済性、環境性を考慮した最適システム設計の研究を目的として日照時間が日本一となる山梨県北杜市において2MW級の大規模太陽光発電システムを構築・評価している。
研究概要 1)世界初となる複数の系統安定化技術を具備した国内最大級のパワーコンディショナー(PCS
     2)導入種類としては世界一となる27種類の太陽電池
     3)環境性に優れた先進的架台
今回BMB研究会の視察セミナーでは、(株)NTTファシリティーズ 殿のご協力を得て、各国からも多くの関係者が日々訪れているこのメガソーラー施設を有する北杜サイトにおいて、これらの研究概要の講演を行うほか主要な施設を見学する。
多くの関係者にとって有益な機会ととなりますので広くご参加を呼びかけます

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開催日時:11月17日(木)13:30〜15:30
会場:北杜サイト太陽光発電所 監視・計測棟
(JR中央線長坂駅 よりタクシー10分)車の場合、中央高速長坂インターチェンジから約3分(2Km) 
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講演及びコーディネート
(株)NTTファシリティーズ(株)ソーラープロジェクト本部実証研究担当課長 高木晋也 氏
プロフィール:・1993年3月 名城大学 理工学部卒業。 ・1993年4月 株式会社 NTTファシリティーズに入社。 ・通信用電源システムに適用する検燃料電池やLi電池の研究開発に従事。 ・2008年4月からソーラープロジェクト本部に所属し、NEDO技術開発機構 大規模電力供給用太陽光発電系統安定化等実証研究に従事。

会費:一般 ¥18,000 関連 ¥16,000 (税込) (会場までの交通費は含みません)
(複数ご参加の場合は2名目から50%割引いたします)

 

 

BMB研究会11月例会セミナー
「東日本大震災からの復興覚書」
東日本大震災は想定外といわれる地震と津波により、1000年に1度の災害と言われた。そして、国難と言われ、我が国が防災から減災へ転換するターニングポイントとなる災害となった。被害状況を見ると、岩手県のリアス式海岸、宮城県の仙台平野はそれぞれ異なった状況を呈した。今回の被害状況を踏まえて、防災地域制、耐波建築、津波浸水区域における防火地域制と耐火建築、エスケープ・ヒル、道路の高規格化等を提案し、それぞれの地域特性に応じた安全な都市づくりを提案する。
BMB研究会11月例会では上記の観点から講師としてジェネスプランニング椛纒\取締役 三舩 康道 氏をお招きして開催いたします。どうぞ震災後の復旧復興にご関心の多くの皆様のご参加を期待いたします。
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開催日時:11月1日(火)15:00〜17:00
会場:南青山会館
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講師:ジェネスプランニング椛纒\取締役 三舩 康道(みふね やすみち)氏
<略歴>東京大学大学院都市工学専攻博士課程修了
 新潟工科大学建築学科教授('95〜'96年度)
<資格等> 工学博士  技術士(総合技術監理部門・建設部門)  一級建築士
<関連団体理事・委員等>
現在:NPO災害情報センター理事、災害事例研究会代表、安全百年の計研究懇談会委員、時代の潮流を見据えた防災まちづくりの在り方研究委員会委員、墨田区災害復興支援組織代表等
これまで:地域安全学会理事、日本都市計画協会理事、国際連合日中防災法比較検討委員会委員、見附市防災アドバイザー、バンダ・アチェ復興計画作成アドバイザー等を歴任
<著書>
 「東日本大震災からの復興覚書」(伊藤滋、三舩康道 共著)万来舎
「まちづくりキーワード事典・第三版」(編著)学芸出版社
 「まちづくりの近未来」(編著)学芸出版社
 「地域・地区防災まちづくり」オーム社
 「防災と市民ネットワーク」学芸出版社
 「安全と再生の都市づくり」(共著)学芸出版社
「災害事例に学ぶ!21世紀の安全学」(編著)近代消防社
 「東京の近代建築」(編著)地人書館
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会費:一般 ¥23,000 関連会員:¥21,000 (税込) 共著「東日本大震災からの復興覚書」一冊進呈。

 

 

 

BMB研究会9月例会セミナー
「東京で考える東日本大震災」

3・11震災後の復旧復興が徐々に進んでいます。当研究会においても5月には長周期地震動に対する取り組みを取り上げましたが今回はさらに震災時の都内のビルにおける実情の調査を行った結果から、この地震の分析とビルを含む都市防災の在り方を探ります。講師としては内閣府所管の財団法人都市防災研究所の上席研究員守茂昭氏をお迎えします。
研究会正会員のみならず多くのご関心者の積極的なご参加を期待いたします。

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開催日時:9月8日(木)15:00〜17:00
会場:NHK青山荘(地下鉄表参道駅下車B3出口より徒歩3分)
<アジェンダ>
帰宅困難者問題に初めて災害救助法が適用される
3・11各社の対応
覆った前提(T)
T.地震想定編
1.M9の地震は来ない
2.大津波は来ても3m
3.次の大地震は、東海・東南海
4.地震予知はできる
覆った前提(U)
U.原子力発電所編
1.管理さえ完全なら放射性物質は安全
2.放射性物資は均等に拡散する
3.研究を続ければ核廃棄物を無害化する技術がいつか生まれる
4.科学技術はいかなる問題も必ず解決する
覆った前提(V)
V.千年に1回の危険に備える社会
1.従来の防災まちづくり
2.東日本大震災後の議論

講師:〈財)都市防災研究所 上席研究員 守茂昭(もり しげあき) 氏
プロフィール:昭和30年生。早大・東大農学部を経て、昭和59年東京大学都市工学科卒
・財団法人都市防災研究所 上席研究員
・NPO法人高度情報通信都市・計画シンクタンク会議(TELEPAC)副理事長
http://www.mmjp.or.jp/TELEPAC/
・一般社団法人東京駅周辺安全・安心隣組 理事・事務局長
・日本都市計画家協会 理事
・日本都市計画学会 会員
・ 地域学会 会員
・応用地域学会 会員
・地域安全学会 会員
・災害情報学会 会員

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会費:一般 ¥21,000 関連会員:¥18,900 (税込)

 

BMB研究会7月夏季特別視察セミナー
「大阪ステーションシティの開発」


OSC全景 都心に残された最後の一等地といわれてきた、大阪駅北地区。平成11年頃から、総面積24ヘクタールの土地を、産・官・学が連携して開発を進め、関西の都市再生の起爆剤にしようという気運が盛り上がりを見せてきました。
「大阪駅北地区全体構想」が発表され、さらに、平成16年3月には、「大阪駅北地区まちづくり推進協議会」が発足。7月には、 全体構想を肉付けした形で「大阪駅北地区まちづくり基本計画」が策定されました。
.このようなまちづくりの動きに合わせて、JR西日本がこの5月4日にグランドオープンした大阪ステーションシティーでは駅整備とまちづくりの視点に立って、「抜本的な駅改良」「広場・通路の整備」「新北ビルの開発」「アクティ大阪増築」を4つの柱として。
「駅とまちがひとつに。感動と発見にあふれた、新しい大阪駅の創造」を目指しているとのことです。
 今回BMB研究会では、JR西日本及び大阪ターミナルビル株式会社のご協力を得て、この大阪ステーションシティーの開発を
講演と視察を通じて体験することを目的に視察セミナーを企画いたしました。研究会会員はもとより、ご関心をもたれる多くの皆様のご参加を期待いたします。(写真及び文章はOSCのホームページよりの抜粋を含みます)
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開催日時:7月21日(木)13:30〜16:30
講演会場:ホテルグランヴィア大阪「クリスタルルーム」
テーマ:「大阪ステーションシティの開発」
アジェンダ:開発の背景 ・大阪駅の歴史 ・施設計画とその考え方
講師:大阪ターミナルビル(株)   常務取締役企画部長 江本達哉(えもと たつや)氏
プロフィール:昭和55年3月 大阪大学大学院工学研究科(建築工学専攻)修士課程修了
 昭和55年4月 日本国有鉄道入社
 平成8年6月 西日本旅客鉄道梶@経営企画部主幹
   11年6月 同 開発事業本部リーダー
   13年10月 同 鉄道本部駅業務部マネジャー
   15年6月 当社 取締役企画部長
   21年6月 当社 常務取締役企画部長(現在に至る)
講演終了後視察(15:00頃より)
主な視察ルート・・「時空の広場」等の広場を回りながら、大阪ステーションシティ(OSC)の施設および周辺との通路結節状況を視察します。

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会費:一般:¥31,500  関連会員:¥29,400  (いずれも1名様、税込み)
(当料金には会場までの交通費は含みません。また2名以上ご参加の場合2名目から20%割引いたします)
(ご参加者でホテルグランヴィアに宿泊をご希望の場合、空室がある限り、特別優待(50%割引)を受けられますので、PDFを確認の上、併せてお申し込みください。備考欄にご希望をご記入ください)

 

 

BMB研究会2011年度5月例会セミナー

長周期地震動に対する超高層ビルの対策

このたびの東日本大震災と大津波は東北地方を中心に膨大な被害をもたらしました。被災地の皆様には本当にお見舞い申し上げます
さてこの東日本大震災でも、都内の超高層ビルが大きく揺れたという報告は少なくありません。東京都庁舎では一部の天井材が落下するなど非構造部材の被害が発生しました。 長周期地震動による揺れは、超高層ビルの上層階に大きな揺れをもたらします。この際、大きな変形が生じるので、外装仕上げの剥落や天井の落下といった被害を及ぼす恐れがあります。エレベーターの運行に影響を及ぼす事例も確認されています。そこでBMB研究会5月例会では、この長周期地震動に焦点を当てます。
これまで建築物の耐震と言えば、地震被害を教訓に対応策を講じてきた。ここでは、未だ被災経験のない地震動に対する未知の被害を事前に想定するという新しい試みによって、長周期地震動に対する超高層建物対策を考える。
長周期地震動が起きてから被災後の対応に至るまでの事象を6項目に整理して、シミュレーション解析や震動台実験などによる擬似体験も援用して、対応策を紹介する。
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開催日時:5月27日(金)16:00〜18:00
会  場:インテリジェントロビールコ(飯田橋駅下車地下鉄B4b出口を出てすぐ軽子坂MNビル1F)
電話:03−3266−9311
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北村春幸

講師:東京理科大学 理工学部建築学科 教授 北村 春幸 氏
(社)日本建築学会構造委員会 長周期建物地震対応WG 主査
略歴:学歴および職歴
1970年4月       神戸大学工学部建築学科 入学
1974年4月       神戸大学大学院工学研究科建築学専攻修士課程入学
1976年3月       同課程 終了
1976年4月       鞄建設計 入社
1997年4月       同 構造設計室長
2001年3月       同 退社
2001年4月       東京理科大学 理工学部 建築学科 教授(現在に至る)
専門分野・学位   建築構造学/建築構造学,免震・制振構造,建築構造設計/博士(工学)東京大学 1994年12月==============================

会費:一般 ¥21,000 、関連 ¥18,900 (消費税・懇親会費込)

 

 

BMB研究会2011年度第一回例会セミナー

中国エコシティの展望・・天津生態城を中心に

内外でスマートグリッドが注目を浴びる中、スマートシティやスマートコミュニティ推進に関する動きが活発になっています。
中国においては現在、天津や唐山曹妃甸を含め13のエコシティプロジェクトがあり、将来的には 100 都市のエコシティ化を目指す計画が進められています。そこで今回研究会ではなかでも進展していると言われる天津エコシティに深くかかわっている日本総合研究所の井熊執行役員をお招きして、天津を含めた中国のエコシティプロジェクトを展望します。 ぜひ多くの皆様のご参加を期待いたします
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テーマ:中国エコシティの展望
<アジェンダ>
・エコシティの背景  ・エコシティの構造
・エコシティが生み出す産業転換   ・エコシティへの参入戦略
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開催日時:2011年4月7日(木)15:00〜17:00 
会場:NHK青山荘(表参道駅下車B3出口をでて徒歩3分)
講師:(株)日本総合研究所 創発研究センター所長・執行役員 井熊均 氏
<プロフィール>
1977年   早稲田大学理工学部機械工学科入学
1981年   早稲田大学大学院理工学研究科入学
1983年   三菱重工業株式会社入社
1990年   株式会社日本総合研究所入社
1995年   株式会社アイエスブイ・ジャパン設立と同時に同社取締役に就任(兼務)
1997年   株式会社ファーストエスコ設立と同時に同社マネジャーに就任(兼務)
1999年   株式会社アイエスブイ・ジャパン代表取締役に就任
2002年   創発戦略センター所長
2003年   早稲田大学大学院非常勤講師 イーキュービック株式会社取締役に就任
2006年   株式会社日本総合研究所執行役員
専門分野:事業の計画・提携・運営、産業政策、ベンチャービジネス、環境産業、公共IT政策、地域経営、公共財政、等
著書:「中国環境都市 中国の環境産業戦略とエコシティビジネス」(日刊工業、 共著2010年)他多数

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会費:一般 ¥21,000 、関連 ¥18,900 (消費税・懇親会費込)



 


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